ねこさんの旅日記

旅が好き。パンが好き。猫が好き。ビギナーでマイナーな旅と懸賞と株日記です。

「SDGsとチョコレート -持続可能な未来のためにできることー」2

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SDGsとチョコレート 
-持続可能な未来のためにできることー」
日時:2020年2月5日  15:00-17:00
場所:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場
主催:独立行政法人国際協力機構(JICA)


◇「1チョコfor1スマイル:
企業とNGOの連携による地域開発」
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
認定NPO法人ACE

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<1チョコfor1スマイル>
「あなたが食べると、もう一人がうれしい」
森永製菓のチョコ1箱購入ごとに1円が
「カカオの国のこどもたち」への寄付となる。
2008年、森永ミルクチョコレート(1918年に誕生)が
発売90周年を迎え、その周年事業に合わせ、
カカオの生産国への支援・取り組みをスタート。

「食べる人も、カカオの国の子どもたちも
みんな笑顔にしたい」
年間を通して行う寄付に加え、
特別月間に森永製菓のチョコレートの対象商品1個の
売り上げにつき1円をカカオ生産国に寄付する
「1チョコfor1スマイル」活動。
支援パートナーである
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンと
認定NPO法人ACEを通じ、ガーナやカメルーン等で
子供たちの教育支援やカカオ農家の自立支援等を
行っている。
・2008年より活動を継続。
 これまで主に途上国における66校 
 約12,000人の子どもたちの教育環境を改善
カメルーン、ガーナ、エクアドルインドネシアなど)
・2020年キャンペーンは1月15日ー2月14日まで。
・2019年2月14日時点で集まった金額は、
 2億2566万8644円


<背景と目的>
◇背景
・小学校の教室の数が少ない。
・学校内の設備(教具、トイレ、水など)が整っていない。
・こどもたちの教育へのアクセスが限られている。
 特に女子の就学が低く、退学も多い。
◇目的
・安全に学べる環境を整備する。
ジェンダーに関係なく、こどもたちに
 質の高い教育を確保する。
<主な活動>
・教室の建設、備品支給(机いす、戸棚など)
・男女別トイレ、井戸の建設
・女子教育の重要性の意識啓発
・教師への生徒を尊重する指導法トレーニン
<スマイル・ガーナ プロジェクト(2009年~)>
◇子どもの保護と教育
・貧困家庭への学用品の無償支給
・学校環境の改善
・教員トレーニン
・子ども権利クラブの創設と運営
◇貧困家庭の収入向上
・ファーマービジネススクール
・農家同士の助け合いの仕組み
・貯蓄、小規模融資の制度
◇地域の能力開発
・児童労働の監視、予防システムの構築
・条例の制定
自治体関係機関等の連携

主な成果
・555人の子どもを児童労働から解放、就学を実現
・就学率95%以上、進学率・成績も向上
・カカオの収量増加(最大3回以上)
・家計が改善、教育への投資が増加
・子ども保護の条例をすべての村で制定
・村横断の児童労働モニタリングチームの結成

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<森永製菓「1チョコfor 1スマイル」との連携>
~寄付による社会貢献から本業を通じた
消費者参加型の循環モデルへ~
森永製菓「1チョコfor 1スマイル」による
対象商品の売り上げからの寄付を
ガーナの活動「スマイル・ガーナ・プロジェクト」に渡す。

カカオ生産環境の改善により
「チャイルドレイバー・フリー・ゾーン
(児童労働のない地域)」認定カカオから作られた
チョコレートを販売開始。
森永製菓はアジア・日本で初めて、
大手菓子メーカーによる
国際フェアトレード認証チョコレートを実現。