Tarte-１グランプリ／第8回スイーツコンテスト(2019.11.8) 　特別賞「Tarte Thé vert GURI　～静岡県産ぐり茶と三ヶ日みかんのマリアージュ～」

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2019.11.8
TARTE-1 Grand Prix
『Tarte-１グランプリ／第8回スイーツコンテスト』
・主催：協同組合全日本洋菓子工業会
（世界洋菓子・パン連盟日本本部）
http://pcg.or.jp/
・日程：2019年11月8日
・会場：日本菓子専門学校（東京・上野毛）
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＜特別賞（農林水産省食糧産業局長賞）＞
・作品名:
「Tarte Thé vert GURI　
～静岡県産ぐり茶と三ヶ日みかんのマリアージュ～」
・出品者：大和田　将希（おおわだ　まさき）
・所属：ホテルメトロポリタン池袋
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・作品説明：
「静岡県のぐり茶（玉緑茶）と三ヶ日みかん、
２つの特産品を使用。
緑茶は、パート・シュクレ、クレーム・ダマンド、
クランブル、アンビバージュの各素材に使用し、
含有量を増やした。
三ヶ日みかんは皮までまるごとコンフィチュールにし、
タルトの底にアクセントとして敷き、
相性の良いクリームチーズと合わせた」
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・プレゼンテーション：
「静岡県の特産品である“ぐり茶”と呼ばれる蒸し製緑茶と
“三ヶ日みかん”の２つの素材を使用しました。
静岡に旅行した際、“ぐり茶”という特徴的な名前に興味を持ち、
日本らしさのある素材を使った美味しいお菓子を作れないかと
考え、このタルトの計画を決めました。
本来、蒸し製緑茶は30-40秒蒸すのですが、
静岡県のぐり茶は60-120秒蒸すことによって
深い味わいとコクのある味になります。
三ヶ日みかんと合わせることで、
みかんのほどよい酸味と甘味が緑茶の味をひきたたせ、
最後には緑茶の醍醐味ともいえる香りも楽しめるタルトに
仕上げました」
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＜実食＞
三ヶ日みかんをイメージしたデザインが
特徴的なタルトです。
三ヶ日みかんとは、静岡県浜松市北区三ヶ日町産の
温州みかんのことだそうです。
このみかんを使った「レアチーズ三ヶ日みかん」と
「コンフィチュール三ヶ日みかん」の
爽やかな甘みと酸味を、
ぐり茶を使った「クレーム・ダマンド」と
「パート・シュクレ」の苦みでしっかりと
引き立たせる感じは
日本的な味わいで美味しかったです。
“お茶”と“みかん”で、すぐに静岡を想起させる、
素材選択と最終製品の設計の仕方が良いと思いました。